2003年10月16日~19日 シアターサンモール
ルクレチアとザクソニアの戦争が起きて早くも5年の月日が過ぎようとしていた。 国境近くの高地にある素朴な村パンサス、そこには銀細工を営む少女、 銀鉱山で日がな一日穴ばかり掘って村の人から嫌われている若者。 そして中央と呼ばれる法王庁から教義などに絡んで追手を差し向けられている神父、 戦地で気力を失った兵士などが静かで素朴な暮らしを営んでいた…
ところがある日、ザクソニアの2万の精鋭が隣村の「グロフィシア」を奪おうと言う作戦のカバーと戦況の挽回をかけて戦争とは縁の無かったこの村に怒涛の如く襲い掛かってくるのであった。
1997年6月13日~14日 シアターD 2003年7月4日~6日 銀座小劇場(再演)
ルクレチアとザクソニアの長期にわたる戦争は終わりを告げんとしていた… ザクソニアは最後の挽回を狙ってルクレチアの秘密兵器「グロフィシア」を奪おうと画策する。
それを妨げるグロフィシアを身にまとう女剣士ミリエラ=ストレイボウ、 そして単身戦いを挑まなければならなくなってしまう 魔王オルステッドの血を引くザッシュフォード=アルビアセフ、 そして2人の戦いを見届ける少年ラテル=カリスマン… 幾世代を経て勝利を治めるのはストレイボウの血を引くミリエラであった…